しずくの木について
しずくの木は
早産など様々な理由で妊娠37週の正産期を待たずにこの世に誕生した赤ちゃんや
37週を越えたけれど、これまた様々な理由で出生体重2500g以下で生まれた赤ちゃんとママが交流するためのサークルです。
サークルと言っても、
当番制で何かを企画して〜と言ったものではなく・・・
月に1度集まって普段の子どものこととか自身の妊娠出産の話とか予防接種のこととかをおしゃべりする会です♪
早く生まれた赤ちゃんのこと
通常より小さく生まれた赤ちゃんのこと
なかなか周りの方にはわかってもらえないのが現状なんじゃないかなと思います。
早く小さくうんでしまった。。。というママの罪悪感はなかなか経験していない人には話せる内容ではないかと思いますし、
でも、
誰かに聞いてもらってわかってもらいたいという気持ちもすごいあったりして。。。
未熟児センターでは隣の保育器の赤ちゃんのママに話しかけることもできず。。。
このモヤモヤとした気持ちを誰に訴えれば良いのだろう…
誰がわかってくれるのだろう…
と切ない思いを私も持っていました。
そんな思いをしているママの気持ちが少しでも軽くなればと
しずくの木を立ち上げました。
しずくの木の由来は
ママやパパがいっぱい流した涙のしずくで元気におおきくなぁれ
という思いです。
現在NICU/GCUなどに赤ちゃんがいる方はもちろん
早く小さく生まれた赤ちゃんはもう元気に育っているのだけど、
こころにくすぶる思いがあるというママもウェルカムです♡
早産について
早く小さく生まれた赤ちゃんについて
ふだん話せない話をしに来る場だと思っていただけたらと思います。
しずくの木交流会は
第1水曜日@西区民文化センター
zoomによるオンライン
にて開催中!!
詳細は交流会情報、Instagram、アメブロにてご確認くださいませ。
早産児・低出生体重児・未熟児ちゃんママ交流サークルしずくの木代表
漆畑希望 うるしばたのぞみ
2013年12月、妊娠28週2日で次男を出産。
出生体重は1128gでした。妊娠27週までは順調そのもの。
突然の出血、入院、出産。。。たった1週間での出来事でした。
状況を受け止めることのできぬままの入院→出産で、
感情はとてもかき乱されました。
どうして早産になってしまったのだろう・・・
何がいけなかったのだろうか・・・
あの時、ああしていたら・・・こんなことにはならなかったのかもしれない・・・
そんな風に自分を責める日々が続きました。
目の保育器にいる我が子に申し訳ない気持ちと
今後の将来に対する不安で胸が押しつぶされる思いでした。
気持ちの整理ができぬまま、時は過ぎ、不安な気持ちを抱えながらの子育ての日々。
そんな時、近しい友人が早産。
話をしているうちに
もしかしたら・・・私のような気持ちを感じているのは私だけではないのかもしれない
と2016年の低出生体重児のママの交流会を自宅で開催。2回で15人のママが参加。
2017年4月、もっと低出生体重児とそのママたちが交流できる場を作りたいと
早産児・低体重児・未熟児ちゃんママ交流サークルしずくの木
を発足。2021年現在参加人数はのべ100人を超える。
2018年より、毎年11月17日の世界早産児デーに合わせて写真展を開催。
同じく2018年より、広島県へのリトルベビーハンドブック(低出生体重児向け母子手帳サブブック)の作成要望活動。
2021年、4月ひろしまリトルベビーハンドブック発行、配布開始。
1982年3月生まれ。
夫、2009年生まれの長男、2013年生まれの次男(早産)、2018年生まれの長女(正期産の低出生体重児)の5人家族。
IHTA認定チャイルドボディセラピストインストラクター
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
元子ども服販売員
雑誌ひよこクラブ2021年6月号記事掲載
特集:NICUに入った赤ちゃん3才までの成長を追いました